長岡は日本酒蔵元数 県内最多なんです!

長岡にある酒蔵と主な銘柄です。長岡には全部で16の酒蔵があります。
銘柄は聞いたことがあるけれど、長岡の酒蔵さんだったのかと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
長岡にお越しの際は、ぜひ日本酒をお試しいただき、お気に入りの一杯を見つけてください。

長岡の酒蔵をご紹介いたします!

柏露酒造(はくろしゅぞう)…越乃柏露・柏露・氵(さんずい)
高橋酒造(たかはししゅぞう)…長陵・八一・雪兜  
吉乃川(よしのがわ)…吉乃川・極上吉乃川
長谷川酒造(はせがわしゅぞう)…越後雪紅梅・初日正宗・越後長岡城
お福酒造(おふくしゅぞう)…純米吟醸お福正宗・純米吟醸山古志
恩田酒造(おんだしゅぞう)…舞鶴鼓
越銘醸(こしめいじょう)…越の鶴・越の川・壱醸
諸橋酒造(もろはししゅぞう)…越乃景虎
住乃井酒造(すみのいしゅぞう)…住乃井山廃
河忠酒造(かわちゅうしゅぞう)…想天坊・福扇
中川酒造(なかがわしゅぞう)…越乃白雁
関原酒造(せきはらしゅぞう)…越後長岡藩・群亀
栃倉酒造(とちくらしゅぞう)…米百俵
朝日酒造(あさひしゅぞう)…久保田・朝日山・越州
久須美酒造(くすみしゅぞう)…亀の翁・清泉・七代目・夏子物語
池浦酒造(いけうらしゅぞう)…和楽互尊・天上大風・心月輪

見学や試飲のできる酒蔵があります

新型コロナウイルス感染症の影響により、新しい生活様式によるルールとなります。
予約を必要とする酒蔵が多いのでホームページ等でご確認ください。
  • 吉乃川 洒ミュージアム『醸蔵(じょうぐら)』 

    吉乃川 洒ミュージアム『醸蔵(じょうぐら)』 

    SAKEバーにて立ち飲みスタイルで吉乃川のお酒が楽しめます。 (SAKEバーは予約不要。ただし10名以上の際は予約をお願いします) 詳細は ホームページをご覧ください。

  • 朝日酒造㈱

    朝日酒造㈱

    「オンライン酒蔵見学」過去のライブ配信動画を公開中です。 詳細はホームページをご覧ください。

  • お福酒造㈱

    お福酒造㈱

    お福酒造蔵見学(平日)可能です。 詳細は ホームページをご覧ください。

  • 長谷川酒造㈱

    長谷川酒造㈱

    平日受付可(9月末から2月末は見学不可) 事前申込必要です         (長谷川酒造0258-32-0270)

  • 柏露酒造㈱

    柏露酒造㈱

    平日受付可 事前予約必要です    (柏露酒造0120-130-896)

  • 杉玉ご存じでしょうか?

    杉玉ご存じでしょうか?

    軒先に緑色の杉玉を吊すのは、新酒の完成を知らせるため。徐々に枯れて茶色がかる、その変化は新酒の変化、熟成具合と重なります。杉玉の葉色の変化と共に緑色は新酒、薄い緑は夏酒、茶色はひやおろしの季節です。

十分杯とは?

長岡には「十分杯」というサイフォン式からくり盃があります。

八分目までなら普通に使えますが、並々注ぐと底の穴から1滴残らず流れ出てしまう、という物です。
これは長岡藩三代藩主牧野忠辰公が「物事は八分目くらいの余裕を持って行動すれば万事うまくいくもの」と説いて、家来を戒めたと伝えられるものです。

十分杯の特徴としては
① 底に穴がある
② 「飾り」という突起がある
③ 飾りの中を管が通っている
④ 杯の8分目以上にお酒を入れると、底の穴からすべて流れてしまう
という、おもしろいからくりの仕組まれている盃です。
八分目までお酒が入っているときはほかの盃と同じですが、それ以上にお酒を注ぐと、中に入っていた全てのお酒が流れ出てしまう。
お酒もほどほどが丁度よいという、飲みすぎを防ぐための仕掛けがされた盃です。
長岡と十分杯

長岡と十分杯

長岡と十分杯の歴史は、長岡三代藩主 牧野忠辰(ただとき)の時代までさかのぼります。
度重なる水害で藩の財政が悪くなっていたときに、ある領民が献上した十分杯が忠辰の目に止まりました。
忠辰は十分杯のもつ「満つれば欠く」というメッセージに感銘を受け「何事も八分目の余裕を持つことが大事。欲張ると全てを失ってしまう。これこそが足るを知るということだ」として、「足るを知る」精神を説き、藩政を立て直しました。
このようにして十分杯は「満つれば欠く・足るを知る」というメッセージとともに長岡の人々の間に伝わりました。
今では、記念品として十分杯を渡したり、引出物として贈ることもあります。

お酒を楽しむリゾート列車「Shu*Kura」の中でも「十分盃」イベント実施‼

地酒王国・新潟が誇る「酒」をコンセプトとした列車「Shu*Kura」は、主に週末運行しております!乗って楽しい列車ぜひご乗車ください‼

上越妙高-十日町間を走る列車を『越のShu*Kura』
上越妙高-越後湯沢間を走る列車を『ゆざわShu*Kura』
上越妙高-新潟間を走る列車を『柳都Shu*Kura』と呼び、
Shu*Kuraには乗車券と指定席券で乗車できる車両(3号車)とびゅう旅行商品専用の車両(1号車)があります。
運転日など詳細はJRホームページをご覧くださいませ。

2号車のイベントスペースでは、日替わりのイベントを実施しています。
イベント内容から乗車日を決めていただいても楽しいと思います。
「十分盃」のイベントもございますので、実際に十分盃のからくりを体験してみてください。

過去開催されたお酒のイベントをご案内いたします

今後また開催できるようになれば嬉しいですね

  • 越後長岡酒の陣

    越後長岡酒の陣

    越後長岡の16蔵元がアオーレに集結! 長岡が誇る地酒の魅力が堪能できます!

  • ながおかバル街

    ながおかバル街

    バル街参加店舗をまわって、お酒とお料理を楽しむことができます。 この機会に、行ってみたかったお店をまわってみるのも楽しいはず。

「長岡市日本酒で乾杯を推進する条例」

「とりあえずビール!」ではなく、地元の美味しいお酒で乾杯を――。
そんな、地酒や清酒での乾杯を推進する「乾杯条例」というものがあるのをご存知でしょうか。 「乾杯条例」は、2013年に京都市で「京都市清酒の普及の促進に関する条例」を制定したのがきっかけとなり、全国各地に広がりました。
長岡市議会では、市内にある蔵元が造る「長岡の酒」による乾杯の習慣を広め、全国・世界へ長岡の酒の普及促進と、歴史ある長岡の日本酒文化を後世に伝えていくという機運を市民とともに高めていくため「長岡市日本酒で乾杯を推進する条例」を制定しました。条例は、2014年6月30日に発議、可決され、同日に施行されました。

日本酒消費量ランキング常に上位を占めている新潟県!
新潟県が誇る日本酒をぜひお試しください。

酒のつまみに長岡名物はいかがでしょうか

おつまみとしてはもちろん、私たちの普段の食卓にも登場するものです。いくつかご紹介させていただきます。

  • えだまめ

    えだまめ

    なくてはならないおつまみと言えば枝豆!枝豆というと、黒埼茶豆が有名ですが、実はそれらに負けず劣らずの評価を受けるのが長岡の枝豆。食べ比べてみてください。

  • 栃尾の油揚げ

    栃尾の油揚げ

    みんなに愛されている地元の名物「栃尾の油揚げ」そのまま醤油をかけて食べたり、ネギ味噌をはさんだり、納豆をはさんだり。お好みの味に調理して日本酒とともに召し上がってみてください。

  • 浪花屋製菓

    浪花屋製菓

    浪花屋製菓と言えば「柿の種」。伝統の味「元祖 柿の種」を基本としながら、ピーナッツを合わせた柿ピーやわさび味など、多彩な味の柿の種を発売。柿の種をチョコレートコーティングした「柿チョコ」も人気。

  • かぐら南蛮

    かぐら南蛮

    山古志地区などで昔から自家用野菜として栽培。ピーマンよりひとまわり小さいコロッと太った唐辛子。素揚げ、みそ焼き、醤油漬け、みそ漬けなど調理方法は様々です。みそ漬けを野菜にディップしてもおいしいですよ。

  • イタリアン(フレンド)

    イタリアン(フレンド)

    同じイタリアンでも、新潟市(下越地方)の「みかづき」と、長岡市(中越地方)の「フレンド」では、味付けや麺の太さなどに違いがあり、それぞれ独自性を発揮している。 「フレンド」におけるイタリアンの...

  • のっぺ

    のっぺ

    里芋をはじめとした根菜や、こんにゃく、かまぼこなど、たくさんの具材を使って作るとろみのついた煮物です。正月料理の代表ともされますが、家庭によって材料が違うのでそれぞれ家庭の味があります。

  • 巾着ナス

    巾着ナス

    蒸かして生姜醤油をつけて食べるのがおススメです。蒸かしても身が崩れる事なく、柔らかいのに歯ごたえがあります。

  • 長岡おこわ

    長岡おこわ

    赤飯と言えば、塩味でピンク色のものを想像されると思いますが、長岡で赤飯と言えば、しょうゆ味で金時豆の入った茶色いおこわのことを言います。長岡郷土の味、しょうゆ赤飯ぜひお試しを。

  • おもいのほか

    おもいのほか

    新潟独特の食文化である花びらを食べる食用菊の品種です。10月から11月にかけてが旬です。お浸しにして食べるとシャキシャキとした食感でとてもおいしいですよ。

長岡の酒蔵とお酒にまつわる話をご紹介させていただきました

市内の飲食店では長岡の地酒を味わうことができます。ちょっと足をのばして酒蔵に訪れていただくのもまた楽しいと思います。
駅周辺の酒屋や駅のおみやげ店でも多くの日本酒を取りそろえておりますので、お気に入りのお酒が見つかりましたら、ぜひお土産にお求めくださいませ。