映画「峠 最後のサムライ」を120%楽しみたい!

2021.03.04

累計発行部数386万部超の大ベストセラー、司馬遼太郎の名著「峠」がついに映画化!2021年7月1日公開が決定いたしました。長岡の町を舞台に繰り広げられる幕末の動乱期、長岡藩家老・河井継之助の一挙手一投足に注目!映画を見る前の予習に、また映画を見た後には振り返りながら、ぜひ継之助の生涯のルーツを辿りに長岡へお越しください。
また、映画の公開を記念して、当協会では「お好みのスポットチョイスで北越戊辰戦跡めぐり」を作成しました。是非映画を観る前に、戊辰スポットを訪ねてみてはいかがでしょう。

映画「峠 最後のサムライ」見どころはココ!

主演・河井継之助役の役所広司、妻・おすが役の松たか子を始めとした豪華キャストが作り上げる、歴史的超大作「峠 最後のサムライ」の舞台は、新潟県長岡市です。監督・脚本の小泉堯史氏は、巨匠・黒澤明氏が亡くなるまでの約30年間、教えを受け続けてきました。2000年に初監督作「雨あがる」でデビューし、その作品で第24回日本アカデミー賞最優秀賞を受賞しています。幕末の混沌とした動乱の世界を、鮮やかに彩ります。
映画全編を長岡市を中心とした新潟県内で撮影しました。戊辰戦争の中でも、最も激しかったといわれる北越戦争の大規模な戦闘シーンにも挑戦!継之助は武装中立を保ち、戦争はしない姿勢を崩しませんでしたが、最後の最後で自ら戦場に赴いた心境の変化と、豪華キャストの迫力ある演技に注目してください。

「峠」のストーリー

1867年11月、京都の二条城で15代目将軍・徳川慶喜がいままで幕府が持っていた政権を朝廷に返す「大政奉還」を実施しました。これで、国の政権は幕府から朝廷に戻ったかのように見えましたが、実態は慶喜率いる旧幕府が継続して権利を握っていたのです。それに反発した西郷隆盛率いる薩摩藩・木戸孝允らが率いる長州藩を中心とした新政府軍が、この状況を打破するためにクーデターを起こします。これが、1年以上にも及ぶ幕末の動乱「戊辰戦争」の始まりでした。
河井継之助率いる長岡藩は、旧幕府派でも新政府派でもなく、武力は行使せず、中立の立場を保ち続けました。そんな長岡藩を、新政府軍が侵略し始めます。継之助は戦いの意思がないことを主張する嘆願書を、長岡の隣町・小千谷の慈眼寺(じげんじ)で新政府軍に提出しますが、全く取り合ってもらえず…
苦渋の決断の末、敵軍50,000人にたった690人で挑むことに。“最後のサムライ”河井継之助の末路とは!

幕末の風雲児・越後長岡藩家老「河井継之助」にとはどんな人なのか?

1827年元旦、長岡城下に生まれました。幼少の頃はわんぱくで負けず嫌いだったと言われています。
ペリーの黒船が日本に開国を迫った1953年、当時の長岡藩主であった牧野忠雅は、河井継之助の「足元を固める改革が必要」という意見書をたいそう気に入り、藩の首脳部に意見を言うことができる役に抜擢しました。それから継之助は財政再建に励み、長岡藩が備中松山藩(現在の岡山県高梁市)に借りていた借金を返済します。その後、西国遊学へ赴き、現地で見た景色・得た知識をこまめに日記にまとめていきます(今でいうメモ魔でした)。長岡藩に帰ってきた継之助が最初に行ったことは、役人の不正やわいろを正し、農民から不当な搾取を徹底的に監視することでした。また、反乱する河川の治水工事にも着手。信濃川の通行税を撤廃して、商品の流通を促すこともに尽力します。さらに、独立国家を夢見て、軍備にも力を入れていきます。後の北越戊辰戦争で活躍する手動機関銃「ガトリング砲」は、この時に購入していました。

私利私欲に溺れることなく、長岡藩の発展のために人生を費やす、非常にまじめな人間だったと言われています。
世界レベルの広い視野とリーダーシップで坂本龍馬と並び称され、敵対していた西郷隆盛や勝海舟さえも、その死を惜しんだそうです。
河井継之助が愛した「桜飯」とは?

河井継之助が愛した「桜飯」とは?

「『味噌漬飯ほどうまいものはない』と継之助がこの屋敷でいったからだというのである。(中略)長岡藩の家中では一般に『桜飯』といった。」
継之助が好んで食べたとされる「桜飯」。味噌漬けにした大根を、細かく刻んで炊き込んだり混ぜてご飯にしたものです。市内では、料亭「かも川本館」で、平日のランチコースや夜のコースの最後にいただけます(要予約)。河井継之助の足跡を辿り、戊辰戦争の悲劇を偲びながら当時の味をお楽しみください。また、お土産用に、JR長岡駅ビル「CoCoLo長岡店」の1階、「ココロ長岡やなぎ味噌【柳醸造】」では「桜めしの素」として販売されています。継之助が食した味を、ご自宅でお楽しみください!

  • 料亭かも川本館

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    旬と上質な素材にこだわり、海・山・河と立地に恵まれた食材の宝庫「長岡の四季の幸」を提供。他にも郷土料理の懐かしい趣、地元長岡を中心に種類豊富な日本酒もお楽しみいただけます。また、平日のランチコー...

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河井継之助ゆかりの地を巡る

まずはJR長岡駅から徒歩約3分、長岡市役所/長岡市シティホールプラザアオーレ長岡付近にある「長岡城址(二の丸跡)」へ行ってみましょう。長岡城はまさに戊辰戦争の舞台となった場所。駅前の交差点を渡ると、二の丸跡の碑が見えてきます。当時の城は第二次世界大戦で市街地に埋没してしまいました。
駅と柿川の間にある「西福寺」には、新政府軍が信濃川を渡って長岡場へ攻め入ろうとしたのを城下に知らせた梵鐘が、かつての姿のまま残っています。長岡の歴史にとって、近代の夜明けを告げたことから「維新の暁鐘」と呼ばれることになりました。
河井継之助について詳しく知りたい方は「河井継之助記念館」へ。継之助の旅日記や、司馬遼太郎の小説『峠』の自筆原稿など、ゆかりの品がおよそ約30点展示されています。
「栄凉寺」には継之助が眠っているお墓があります。
市内中心部から南に約4km先には、北越戊辰戦争時に長岡藩の本陣が置かれた「光福寺」があります。隣町・小千谷の慈眼寺での談判に破れた翌朝、開戦を決断した継之助は、藩の諸隊長を光福寺に集め、みなの士気を高めました。この敷地内には「戊辰戦争長岡藩本陣」記念碑もあります。
大の盆踊り好きという一面も!?

大の盆踊り好きという一面も!?

継之助は盆踊りが大のお気に入りだったようです。通常、盆踊りには武士の参加は禁止されていましたので、若いころから変装して参加したと言われています。妹の着物を借りて女装したり、鳥追いの笠をかむり、着流しに脇差を差しはさんだ姿で出掛けたこともあったと伝えられています。

長岡記念にお土産を買おう!

河井継之助が好んで食べたとされる「桜飯」を手軽に作れる「桜めしの素」は必見!炊き込むほかに、ご飯に載せたり、混ぜたり、おにぎりの具にもできるお手軽素材です。
長岡では、味噌・漬物・そして日本酒など、発酵や醸造の文化が古くから根付いています。自分の好みの発酵食品・日本酒を探すのも旅の楽しみ!
他にも藩主や藩士の参勤交代の贈答品として使われ、多くの人々に愛されてきた銘菓「越乃雪」や、長岡藩の「米百俵」の精神にちなんだ銘菓「米百俵」も、旅の記念におススメです。

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温泉で旅の疲れを洗い流そう

旅の疲れは長岡の温泉で。
市内にはは複数の温泉が点在しています。気軽に日帰り入浴だけでも、宿泊して美味しい食事を楽しんだ後、ゆっくり浸かるでもよし。ゆっくり温泉につかって心も体も癒してください。

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