第31回 重要無形文化財保持団体秀作展「日本の伝統美と技の世界」/〔併設〕新潟県立歴史博物館 冬季テーマ展示「小千谷縮・越後上布の手しごと」

だいさんじゅういっかいじゅうようむけいぶんかざいほじだんたいしゅうさくてん「にほんのでんとうびとわざのせかい」/〔へいせつ〕にいがたけんりつれきしはくぶつかんとうきてーまてんじ「おぢやちぢみ・えちごじょうふのてしごと」

柿右衛門、輪島塗など全国の16の重要無形文化財保持団体の作品と小千谷縮・越後上布の紹介をします。

柿右衛門、結城紬、輪島塗、細川紙などの工芸技術は、重要無形文化財に指定されており、全国に16の保持団体があります。重要無形文化財保持団体秀作展「日本の伝統美と技の世界」は、その作品を展示するものです。それぞれの高度な工芸技術を駆使して製作された作品が一堂に会した会場で、各地で受け継がれてきた伝統文化や、伝承される技のすばらしさを、ぜひご覧ください。
秀作展にあわせて、新潟県内の重要無形文化財を紹介する展示「小千谷縮・越後上布の手しごと」を設けます。絵巻や製作用具などをとおして、手しごとで生み出される小千谷縮と越後上布の世界を紹介します。

【展示解説】
●11月8日(土曜日)・9日(日曜日)細川紙技術者協会による解説
●11月23日(日曜日)輪島漆塗技術保存会による解説
●11月29日(土曜日) 越後上布・小千谷縮布技術保存協会(塩沢)による解説
●11月30日(日曜日) 越後上布・小千谷縮布技術保存協会(小千谷)による解説

各日13時から30分程度です。
参加希望の方は、13時に企画展示室入口に集合してください。

【製作実演】
〇紙漉き技術の実演(細川紙技術者協会)
11月8日(土曜日)10時00分~16時00分
11月9日(日曜日)10時00分~15時00分
埼玉県小川町・東秩父村で伝承される手漉き和紙の製作技術で10以上の工程を経て製紙されます。縦横それぞれ1メートルを超える漉き船を設置し、紙漉き工程を実演します。

〇沈金・蒔絵技術の実演(輪島塗技術保存会)
11月23日(日曜日)10時00分~16時00分
11月24日(月曜日・休日)10時00分~12時00分
石川県輪島市で伝承される漆芸技術で、「固牢優美」と称賛されています。江戸時代に発達し、高い評価を得ている装飾技術から沈金と蒔絵技術を実演します。

〇越後上布製作技術の実演(越後上布・小千谷縮布技術保存協会)
11月29日(土曜日)10時00分~16時00分
11月30日(日曜日)10時00分~16時00分
雪深い新潟県魚沼地方で連綿と受け継がれてきた麻織物「越後上布」。江戸時代の文人・鈴木牧之が著した『北越雪譜』にも描かれた製作技術を実演します。

〇小千谷縮製作技術の実演(越後上布・小千谷縮布技術保存協会)
12月6日(土曜日)10時00分~16時00分
12月7日(日曜日)10時00分~16時00分
江戸時代初期に堀次郎将俊が技術改良した縮は同時代中期に最盛期を迎え、現在まで主要産業として小千谷市の繁栄を支えました。この小千谷縮の製作技術を実演します。

当館入口エントランス(11月8日、9日は企画展示室前ロビー)にて、ご自由にご覧いただけます。
休憩のため実施していない時間帯があります。諸般の事業により内容や時間を変更する場合があります。

基本情報

開催期間 2025年11月7日(金)〜12月21日(日)
休館日:月曜日(月曜が祝休日の場合は翌平日)
開催時間 9時30分~17時00分
受付期間 入館は16時30分まで
住所新潟県長岡市関原町1丁目字権現堂2247-2
交通アクセス●関越自動車道「長岡IC」より車で約5分
●JR信越本線「長岡駅」大手口5番線より越後交通バス<長岡駅前=柏崎駅前線>で関原南バス停下車、徒歩約20分
駐車場●普通車:一般用184台/おもいやり駐車場4台
●大型車:5台
営業時間9時30分~17時(観覧券の販売は16時30分まで)
料金無料
※常設展を観覧する場合は常設展観覧料(一般520円、高校生・大学生200円、中学生以下無料)が必要です


ユニバーサルデザイン対応●車いす対応:可
●貸出車いす:有
●多目的トイレ:3か所(うち1か所はオストメイト対応)

問い合わせ先

問い合わせ先新潟県立歴史博物館
FAX番号0258-47-6136
メールアドレスoffice@nbz.or.jp
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