寺泊つわぶき祭の楽しみ方/寺泊


2024年10月17日 126ビュー
皆さんは、悠久の歴史を見つめて咲く、つわぶきの花はご存じですか。今回は地元観光協会職員がおすすめする秋のイベント「つわぶき祭」をご紹介します。
寺泊の海岸通りと並行する昔ながらの細い通り、旧北国街道の周辺には史跡とお寺が多く点在しています。 寺泊が最も賑やかな夏の季節が過ぎ、10月下旬になるとこの周辺には、鮮やかな黄色いつわぶきの花があちらこちらに咲き誇り思いがけない絶景に出逢うことができます。寺泊地域を盛り上げようと、あかね通りの会の皆様が大切に育て、一生懸命株数を増やしてきたつわぶきの花の開花に合わせ、今年も寺泊つわぶきまつりが開催されます。秋らしく過ごしやすくなってきた今日この頃、可憐なつわぶきの花に誘われて寺泊散策はいかがですか。

つわぶき坂

最初につわぶき坂を下から見上げてみましょう。坂一面が黄色に覆われる満開時の風景は、絵本に出てくるおとぎ話の「お花畑」そのものです。

ご家族連れにおすすめです

旧北国街道の一部が歩行者天国になり、寺泊周辺のお店のグルメが大集合します。(10月26日)
他にもティーライトキャンドルのワークショップや子ども縁日など、ご家族みんなで楽しめるイベントが盛りだくさんです。
あかね通り歩行者天国

あかね通り歩行者天国

●開催期間:2024年10月26(土曜日)
●開催時間:12時~19時30分
●会場:長岡市寺泊大町地区内

写経体験

どんな楽しみ方もできる寺泊つわぶき祭では、写経体験も楽しめます。つわぶきを愛でながら、ひとり静かにゆっくり過ごしたい女性のひとり旅にもおすすめです。写経といっても下書きをなぞるだけなので、どなたでも簡単に体験できます。墨の香りと厳かな空気の中、心を無にして黙々と筆を進めているうちに心が洗われ、嫌なことがあっても忘れられます。御朱印もいただけます。
写経体験

写経体験

【照明寺会場】※住職とご一緒に、読経・瞑想・写経
●開催日:2024年10月27日(日曜日)
●開催時間:14時~
●参加費:30分コース 1,000円、1時間30分コース 1,500円
●申込先:照明寺 ℡ 0258-75-2301

【法福寺祖師堂会場】※10分程度の簡単体験です。
●開催日:2024年10月13日(日曜日)~11月4日(月曜日・祝日)
                     ※土・日・祝日
●開催時間:お好きな時間に体験できます。
●参加費:300円
●受付場所:お福さん縁日(つわぶき坂下黄色のテント)

お茶に親しむ

つわぶき祭期間は、茶道体験もできます。本格的な茶道体験だけでなく、作法がわからなくても手軽に屋外でお楽しみいただけるお茶会もあります。
お勧めは、聚感園で開催されている茶会です。ゆっくりと歩きながらつわぶきを眺めていると、歩き疲れた頃に聚感園へ到着しますので甘いお菓子とお茶が、いつも以上にたまらなくおいしく感じるのです。他の茶会より、ハードルが低いように感じます。
つわぶき茶会

つわぶき茶会

●開催日:2024年10月27日(日曜日)、11月4日(月曜日・祝日)
●開催時間:10時~15時
●会場:聚感園
●参加費:500円

夜のお楽しみ

華やかな雰囲気から一転。夜になると幻想的なあかりが、神社の石段や境内を優しく照らします。
~先人の思いがつなぐ~神社仏閣・史跡とあかりのコラボ『寺泊神あかりの夕べ』です。
寺泊の灯りの大きな特徴は、昔からの製法で篩(ふるい)・裏漉し(うらごし)・蒸籠(せいろ)などの曲物(まげもの)を作っている、長岡市寺泊山田の足立茂久商店の11代目、足立照久さんの工芸品「曲輪の球体」が使われています。他にも地元の中学生が、地域文化交流の一環で作成した「曲輪の球体」、保育園のお子さんが作成した「手作り絵灯籠」など、こんなにも地域が一丸となって開催するイベントが他にあるでしょうか。
寺泊神あかりの夕べ

寺泊神あかりの夕べ

●開催日:2024年10月26日(土曜日)
●開催時間:16時30分~19時
●会場:史跡公園聚感園、照明時、白山媛神社石段、法福寺祖師堂
※夕暮れ時がおすすめです。

秋のお出かけにいかがですか

寺泊つわぶき祭、今回ご紹介した内容だけでなく他にもたくさんのイベントが開催され一日中遊べます。詳しくはチラシをご覧ください。
寺泊つわぶき祭

寺泊つわぶき祭

●開催期間:2024年10月13日(日曜日)~11月4日(月曜日・祝日)
●お問合せ先:住吉屋 ℡ 0258-75-3228、サノヤ ℡ 0258-75-2152