日本海の鎌倉寺泊で『御朱印』をいただく大人の遠足/長岡市・寺泊


2022年11月07日 118ビュー
みなさんこんにちは!長岡観光コンベンション協会のスタッフです。
「日本海の鎌倉」と言われる寺泊には、古い歴史と美しい自然、そして多くの寺院があります。寺泊の歴史についてはかなり勉強不足で、寺泊に行ったら「魚の市場通り」で浜焼きを食べることしか考えていない、コンベンション協会のスタッフ2人が、いつもとは違う静けさを求め、寺泊へ御朱印をいただく大人の遠足旅に出ました。

日本海が一望できる汐見台

寺泊散策のスタートは汐見台がお勧めです。汐見台は公園のようになっていて、広い無料駐車場とトイレが完備されています。でも何より素晴らしいのは日本海を一望できる景観です。晴れた日にはくっきりと佐渡島が見えますよ。
汐見台には案内看板があるので、散策しやすいです。よく見ると淡いグリーンの優しい絵画のような地図に、お寺や史跡などの説明がされているわかりやすく素敵な案内図です。
汐見台(旧寺泊中学校跡地)

汐見台(旧寺泊中学校跡地)

●所在地:長岡市寺泊二ノ関
●問合せ先:寺泊観光協会 ℡ 0258-75-3363

長岡市寺泊総合観光案内所(寺泊観光協会)

今回の遠足は、寺泊観光協会の家後さんに案内していただきますので、長岡市寺泊総合観光案内所(寺泊観光協会)からスタートです。寺泊の情報発信の拠点である総合観光案内所には、寺泊の観光の全てを網羅したスタッフが常駐しています。地図やパンフレットもたくさんの種類が揃っているので、寺泊観光の事はもちろん、グルメや日帰り温泉の情報などもゲットできます。また、寺泊の史跡を案内してくれるボランティアガイドの受付も行っています。
長岡市寺泊総合観光案内所(寺泊観光協会)

長岡市寺泊総合観光案内所(寺泊観光協会)

●所在地:〒940-2502 長岡市寺泊大町9353−527
●電話番号:0258-75-3363
●営業時間:8時30分~17時
●休館日:年末年始(12月31日~1月3日)
  冬季1月~3月中旬までの日曜日

法福寺祖師堂

この日はちょうど日蓮聖人が「寺泊御書」を書き上げられた日ということで、普段はぴったりと閉じられている法福寺祖師堂の門が開かれ、中から読経が響いています。読経を聴きながら歴史とロマンの町寺泊を散策なんて素敵です!大人の遠足の名にふさわしい雰囲気です。

日蓮上人硯水の霊井

祖師堂境内には、佐渡へ配流される日蓮上人が、船を待ち説法したと伝えられる「北国最初の霊地」があります。日蓮上人がここに7日間滞在された時、上総国(千葉県)中山の弟子日常宛てに書かれたお手紙が「寺泊御書」です。「寺泊御書」を書くときに用いられた硯の水は、この霊井のものです。今でも冷たく澄み切った水が湧き出ていますが、祠の中で大切に保存され井戸の中を覗き込んだりすることはできません。
この霊井を守るように日蓮上人の獅子吼の説法銅像が凛とした姿で建っています。昭和39年9月、信者一同の力で祖師堂境内に建立されました。
「我日本の柱とならむ、我日本の眼目とならむ、我日本の大船とならむ」日蓮上人の三代大誓願を象徴する迫力のある銅像です。

つわぶき坂

寺泊に点在している史跡やお寺の境内には、10月中旬から11月初旬頃まで「つわぶき」という黄色く可愛らしい花が咲き誇ります。寺泊の市民団体で構成する「あかね通りの会」の皆さまが、群生して咲くことが珍しい「つわぶき」を地域の宝として大切育て、手入れをしてきました。
訪れた人が、つわぶきの花を楽しみながら散策し、寺泊の歴史と文化を再認識してもらえるよう、毎年「つわぶき祭」を開催しています。「神社仏閣巡りスタンプラリー」や「写経体験」、「お抹茶のおもてなし」など楽しそうなイベントが企画されます。茶道の知識は皆無ですが、来年は是非「お抹茶のおもてなし」参加してみたいです!

照明寺

照明寺の境内には、良寛様が生涯の内、3度ほど移り住んだと言われている密蔵院があります。清々しい空気が漂う広い境内で深呼吸しているだけで浄化されるようです。ここでは御朱印がいただけます。
御朱印を受け付けてくれる窓口があってわかりやすいです。御朱印は4種類の中から好きなものを選べます。事前に予約をしなくてもいただくことができます。(御朱印料300円)
4種類の中からこの御朱印を選びました。

良寛ゆかりの地「密蔵院」

良寛様が仮住まいした密蔵院は、照明寺の境内にひっそりと建っています。
天保12年(1841)に照明寺の火災の時に燃えてしまい、昭和33年に現在の建物に復元されました。風情はありますが平屋建ての簡素で小さな庵です。ここで良寛様は一人でどんな暮らしをしていたのでしょうか。何だか寂しそうな建物です。
普段は中に入ることはできないのですが、この日はたまたま照明寺の奥様が掃除をされていました。おかげで密蔵院の中を見せていただくことができ、大変有意義な遠足になりました。お話上手な照明寺の奥様から、良寛様の暮らしぶりなどをガイドしていただきました。お掃除の邪魔をしてしまったにもかかわらず温かく迎えていただいた上に丁寧な説明までしていただき本当にありがとうございました。
中に入ってみると思ったより広いです。簡素な造りは、無一物の生涯を送ることを貫いた良寛様の暮らしぶりが伝わってきます。

天保12年(1841)の火災で、唯一焼け残った貴重な聖観世音菩薩様です。良寛様の読経を聞いておられたご本尊様だと思うと、自然と厳かな気持ちになり手を合わせてしまいます。寺泊観光協会の家後さんもご本尊様には初めてお会いしたとの事でした。

密蔵院

密蔵院

●所在地:〒940-2502 新潟県長岡市寺泊片町2408 照明寺境内
●問合せ先:照明寺 ℡0258-75-2301

白山媛神社

日本海を見下ろす高台に建つ白山媛神社には、国の重要民俗文化財指定されている52枚の船絵馬が奉納されています。
神社の階段を登り切って一息ついて振り向くと、ちょっと北海道の函館のような景色が広がっています。

船絵馬収蔵庫

みなさん、船絵馬って聞いたことありますか?船絵馬とは安永3年(1774)から明治22年(1889)に北前船が全盛期たっだ時代、船主や船頭が航海の安全を祈願して、自分の持ち船を絵馬師に注文して書かせたもので奉納の時期や奉納者がしるされています。時代によって船の構造や帆の反数、乗組員などの変化がよくわかる丁寧に書かれた絵馬に感動します。
ここに収蔵されている船絵馬は、白媛山神社に奉納され拝殿に掲げられてきた52枚です。
明治15年(1882)頃の船絵馬には蒸気船が描かれています。
1700年代になると、背景に住吉神社や松原がえがかれるようになり、さらに時代が進むと絵馬も大きく立派なものになってきます。この船絵馬に描かれた背景でその時代を感じることができます。北前船は動く商談会といわれることがわかります。
 
船絵馬収蔵庫

船絵馬収蔵庫

見学には事前予約が必須です。白山媛神社氏子代表「住吉屋」へお問い合わせください。
●住所:長岡市寺泊大町2768
●問合せ先:住吉屋 ℡ 0258-75-3228

寺泊海岸つわぶき温泉 美味探究の宿「住吉屋」で海鮮料理

寺泊では、どのお寺も坂の途中にあり、必ず長い階段を上り下りしなくてはなりません。遠足らしくたくさん歩いたので、もの凄くお腹が空きました。
お楽しみのランチは、寺泊海岸つわぶき温泉 美味探究の宿「住吉屋」で海鮮丼をいただきました。
寺泊海岸つわぶき温泉 美味探究の宿「住吉屋」は海の幸を思う存分堪能したい人にはぴったりの宿です。寺泊漁協の競り権を持つ、住吉屋ならではの鮮度抜群の海の幸が自慢です。日本海に広がる夕日を眺めながら、のんびりとしたひと時をお過ごしいただけます。今回は残念ながら日帰りで、「お食事処 つわぶき」の利用だけでしたが、次回は海の幸と温泉をセットで楽しみたいです。
寺泊海岸つわぶき温泉 美味探究の宿 住吉屋

寺泊海岸つわぶき温泉 美味探究の宿 住吉屋

●所在地:長岡市寺泊大町7745
●問合せ先:℡ 0258-75-3228

寿司・磯料理・釜めし「つわぶき」
※月曜定休
※ランチ営業時間:11時〜14時(13時30分ラストオーダー)